社長メッセージ

「当たり前」を大切に、
ボトムアップ型組織へと進化していきます

ビーオルグの原点の考え方の一つとして、「当たり前のことを大切にする」というものがあります。「当たり前のこと」というのは、日頃からの適切な報連相や挨拶・謝罪などは当然のこと、「技術一辺倒な考え方に傾倒しない」という意味も含みます。IT業界では「技術さえあればいい」という考え方を持つ方も一定数いらっしゃいますが、私はそれ以前の部分にある「問題解決力」が重要であると考えています。難解な問題に直面した時、どうやってその山を乗り越えようとするのか。この問題は自分一人で解決できるのか、できないのならば、誰に何を依頼する必要があるのか、抽象的な思考を駆使し、問題解決のために強い力でオールを漕ごうとする姿勢こそが「問題解決力」です。私たちの使命は、あくまで「IT技術を活用して」お客様の満足を実現することにある。この当たり前を忘れてはいけません。
また、ビーオルグではリーダー陣も含め「失敗をさらけ出す」ことを大切にしています。上の立場の人間が失敗する姿をあえて見せることで、若手社員の中に「失敗してもいいんだ」という気持ちを生み、主体的に挑戦できる環境をつくり出したい。自分の現状を素直に表現できる社員の増加に比例して、意見や質問が闊達に飛び交う、風通しのいい社風ができているよう感じます。

会社として創業20年を迎えた今、継続的かつ躍進的な成長を視野に、これまでにない変化が必要となるフェーズに差し掛かっており、「ボトムアップ型の組織」の構築が急務であると感じています。自社が得意とする技術や、お客さまの業種に合わせて社員を教育していく、というIT業界における一般的なやり方ではなく、社員の「やりたい」という意志を起点に、技術研鑽やプロジェクト構築ができる企業。それが今後のビーオルグの目指すべき「ボトムアップ型組織」です。言われたことをただ熟すのではなく、「自分のこうしたい」や「組織としてこうすべき」という強い意志を持ち、共に会社をつくっていきたいという若い力、そんな新しい可能性に期待しています。

福田勝彦

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